2012年01月22日

自衛隊のスキーについて

今日は何もせず過ごしました・・・こうやって無駄に時間は過ぎていくのですね・・・。

今日は私の大嫌いな自衛隊のスキーの話など。

とりあえずキリッて感じの公式画像、11旅団だそうです、いつのまにか旅団化していたのですね・・・。

自衛隊のスキーを語る前に、皆さんはスキーにどんな種類があるかご存知ですか?
おそらく斜面を下る事に特化したアルペンスキーか、良くてオリンピック等に使われるクロスカントリースキー位でしょうか?
ちなみにカービングなんかはアルペンスキーに分類されます。

大きく分けて3種類になります

山を下るスキー
山を登る、走るスキー
飛ぶスキー

です、この内下るのに特化したのがアルペンスキー、走る事に特化したのがクロスカントリースキー、飛ぶ事に特化したのがジャンプスキーです。

アルペンスキーは足首を完全に固定し、鋭いエッジを効かせてかなりの速度域でも斜面でコントロールができるようになっています。
クロスカントリースキーはつま先のみをスキーに固定し、ターンが不要なのでエッジを廃し滑走面に溝を設けて直進性を増しています。
ジャンプスキーはどうでもいいので割愛。

と、それぞれのジャンルでスキーは特化してきたんですが、もともとスキーは実用品、上記に属さない汎用性のあるスキーも存在します、それが山スキーとテレマークスキーです、まあどちらも山スキーの分類ですが、大きく異なるので分けます。

この2種類のスキーはゲレンデやコースのような場所ではなく、自然の雪山に割って入るためのスキーです。

山スキーはビンディングが特殊で登りや平地では踵を開放し、斜面を滑る際は固定できる最強のスキーですが、重量があり、高価です。
テレマークスキーは最も原始的なスキーで、踵が常に開放されています。

上記の2種類は、滑走面に鱗状の滑り止めが付いていたり、シールという滑り止めを固定したりして斜面を登ることが出来ます。
また、エッジも付いているので斜面を滑る事が出来ます、テレマークの場合にはかなりの技術を要しますが・・・。

と、ここで自衛隊スキーの話に戻ります、自衛隊スキーに最も近いのがテレマークスキーになります、エッジがあり、滑走面に鱗状の滑り止めがあり、皮製の靴で踵が浮くようになっています、さらにクロスカントリースキーの特徴である滑走面の縦溝で直進性が増すようになっています。

 
見よ!この原始的なビンディング!・・・まさかの皮製です、時々信じられないタイミングで切れます、皮保護用のクリームで手入れを欠かさないようにしましょう。

 
ちなみに長さは単一です、でかい人は沈みやすく、小さな人は斜面で曲がり辛いです。
ちなみにストックも原始的なもので、山用の様に伸縮などしません、そして若い隊員はこれで背中を突付かれながら必死に走る事になります。

ようやく見つけた滑走面の写真、エッジ、鱗、溝が確認できます。

かなりの技術と練習を要しますが、斜面技術、滑走技術共に殆どの技が使用することが出来るようになるスキーでもあります。
東北や北海道のスキー場でたまに自衛隊が滑っていると思いますが、普通に滑っている人は上級者、上手い人は超上級者だと思ってください、初めての人はボーゲンですらまともに滑る事が出来ません、皆さんが使った事のあるアルペン用スキー靴とビンディングは凄い物なんですよ。

だいたい冬の終わりに師団(旅団)競技会があると思います、恐らく10~15Kgの重量の背嚢と銃を背負って、走る滑る登るの総合的なコースを皆で競いながら走ります、私のいた師団ではおまけにゴール地点で模擬手榴弾を特定地点に投げ込んでゴールでした・・・。

  
あと、競技会には2種類あって、上記の一般の部と、タフガイの集うアキオ曳航の部がありまして、アキオ言うのが上の写真のソリでして、まあ数十キロあるんですが、こいつに50口径ブローニングM2を載せて4人で引きます、悲惨です、たまに人が轢かれます。

まあ走り方が気になる方は、ようつべで「ダイアゴナル」「推進滑走」「一歩滑走」「二歩滑走」のクラシカル走法と「片足」「ラピッド」「スーパー」のスケーティング走法を調べてみてください、実際本気でやると吐きますwww。

  

Posted by KAM at 20:54Comments(15)