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Posted by ミリタリーブログ at

2012年02月01日

84mm無反動砲

週末は仲良しの方々の貸切ゲームに参加させて頂く予定ですが、土曜日に仕事が入ってちょっと不安です・・・。

今日はカールグスタフM2/M3 84mm無反動砲(recoilless rifle)の事など。

自衛隊でも79年?辺りから採用されていますが、生まれは1948年とかなり古くからある武器です。

「無反動」という名前から、反動が無いとお思いの方も多いと思いますがかなりの反動があります、そもそも84mmの砲弾を普通に閉鎖した砲身で人間が肩に乗せて撃つと、反動で撃った人が死にます
その為バックブラストを後部に放出する事による作用反作用で、簡易な架台や肩撃ちが可能な位にまで反動を落としているに過ぎません。
しかも前述のバックブラストが周囲の酸素を根こそぎ燃焼させる為、周囲が真空化、そこに大気が安定しようと空気が一気に吹き戻るため、射手はかなりの衝撃を受けます、ついでに凄まじく目立つので反撃を受ける可能性が高いため、射撃後直ちに移動しなければなりません。



凄まじいバックブラスト(写真は米陸軍特殊部隊、カールグスタフM3)

この手の無反動砲は、性質上後部装填式が多く、単独では装填がRPGなどの前装填式よりも大変で時間がかかりますが、装填手を置けば状況が逆転します、しかも射手は目標を捕らえたまま装填が可能です。



砲尾の閉鎖状況を確認する兵士(写真は75thレンジャー)

近年までは対戦車火器としては2級線の威力しかなく、対戦車ミサイルの小型、高性能化によって肩身の狭い状態でしたが、その砲弾の多用途性、長い射程距離、そして圧倒的な対人攻撃力が見直されているみたいです。


アフガニスタンで警戒中のレンジャー


アフガニスタンで無反動砲に装填中のレンジャーとついでにMk46


自衛隊の装備しているのは旧式のM2で、本体だけで16.1kgもあります、しかも砲弾もかなり重い(2~3Kg)です。

自衛隊の装備している84mm無反動砲弾には対戦車榴弾(HEAT)、榴弾(HE)、発煙弾(SMOKE)、照明弾(ILL)の4種類あります。 しかしHEATは貫通力不足、発煙や照明は用途が微妙、その上照明弾撃つ時ケツが痛ぇ。

そこで私が一押しするのが榴弾です、超エグイです、発射前に時限信管をセットする事が出来、目標距離をしっかり合わせると空中炸裂させる事が可能で、
砲弾内にはベアリングが800個内蔵されており周辺のクズ共をミンチにしてくれます、もちろん普通に着発させる事も可能です。

実弾をベニヤ板に打ち込んだ事がありますがそれは恐ろしい光景でした、2m程のベニヤにびっしりと穴が開いていました。


無反動砲を撃つ米陸軍特殊部隊員

ちなみに現行のM3は重量8.5Kgしかないとか、自衛隊も結局軽MATだけでは駄目な事に気付きM3を採用するとかしないとか。

どこへ向かうのか本気装備のATV、Mk48?とカールグスタフM3が後部キャリアに搭載されています。

友よ!作ると言っていた84を完成させてくれ!それとついでにM240もATVに搭載しちゃって!

  

Posted by KAM at 22:40Comments(6)