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Posted by ミリタリーブログ at

2012年05月12日

無線の交信要領

風が強いですね~来週大荷物を積載して遠出するのでATVを整備しているんですが、いまいち気分が乗りません。

今日は無線機を使用しての交信要領など。



・・・と言ってもご紹介できるのはあくまでアマチュア無線等での一般的な交信要領になります、自衛隊なんかでは独特の交信要領、専用の通話略号なんかがありますが、流石に守秘義務もありますのでそこはお教えできません。 通常軍隊では通話略号以外を使用した交信は禁止されています、つまり「もしもし」とか「こんにちは」とか言ったら駄目だったりしますw


一般的な通話要領

1.コールサイン 
まず最初に重要なのが、コールサインを決める事です、電話なんかでは通常1対1で通話する上に、相手が明確なのでそんなものは必要ありませんが、無線は不特定多数の基地局に同時に発信する上に、電波状況が悪く通話が不明瞭になる為「自身」と「相手」が誰なのか明確にする必要があります。特に軍隊では、本名言っちゃうのは駄目です。


2.呼出
通常の呼び出しでは

「相手局」こちら「自局」どうぞ。

で一旦呼び出し、相手が通話可能な状況か確かめます。
適当に当てはめると

「ダガーワン」こちら「ハンターツー」どうぞ。※(ダガー相手局、ハンターが自局)
[Dagger1] This is [Hunter2] Over.

になります。

ちなみに交信状態が悪い場合など、コールサインを自分のものも相手のものも3回まで呼び出して良い事になっています。
例「ダガーワン、ダガーワン、ダガーワン」こちら「ハンターツー」どうぞ



3.応答
これに対し応答できる場合は

「ハンターツー」こちら「ダガーワン」どうぞ
[Hunter2] this is [Dagger1] over.

でも、省略して

「ダガーワン」どうぞ
[Dagger1] over.

だけとかでも通じます、基本応答できる場合は応答するのが義務なので気をつけましょう。


4.内容の送信
相手が通話可能で応答があれば、話したい内容を伝えます。

「ダガーワン」こちら「ハンターツー」12時道路上にテクニカル、500どうぞ
[Dagger1] This is [Hunter2] 12o'clock Technical on road 500 over.

同じように

「ダガーワン」了解した、どうぞ
[Dagger1] Roger that over.

みたいな感じで返します。


5.複数の相手との通話
複数の相手に同じ内容を伝えたい場合には、複数の相手局を呼び出します。

「ダガーワン」「セイバーツー」こちら「ハンターツー」どうぞ
[Dagger1][Saver2] this is [Hunter2] over.

しかしここで問題が発生します、同時に2つの局が返信してくると、波が被って通話できません。
軍隊などではあらかじめ通話の序列を決めておき、その順番で返して行きます、もし序列が上の局が一定の時間返信しなければ、飛ばして次の局が返信を始めます。
返答があれば、これまでと同様に内容を送信します。


6.放送
返答の必要の無い、聞ける相手全てに放送する場合。

こちら「ハンターツー」放送する、状況終了。

と言った感じに「放送する」を付けます、これに対しては特に返答する必要はありません。


7.通話の終了
一応基本的には通話終了時に「通信終わり」とか「終わり」とか付けることになっていますが、空気読めばわかるよねwって感じに省略される事が多いです。


蛇足ですが軍隊では通常交信時間の短縮に努める必要があります、暗号化されていて内容の傍受はさほど怖くは無いんですが、近代化された軍隊では短時間で電波発信源を特定する方法があり、そういって連中はたいてい砲撃部隊と高度にデータリンク化されているため、特定されるや否や榴弾砲や迫撃砲による攻撃が来ちゃった・・・///的な事になります。


さて、もう1週間後・・・オラワクワクしてきたぞ。



  

Posted by KAM at 18:45Comments(4)