2012年07月07日

特殊砲弾(Fire Mission 5)

この前書いたFire Missionに関する内容で、「砲撃支援でレーザー誘導ってどういうこと?」と友達に聞かれたので、ちょっと色々調べてみました。




M712“Copperhead″155mmレーザー誘導砲弾




ケースに収まったCopperhead、通常のm107 155mm榴弾よりかなり長いです。
通常の砲弾のように155mm榴弾砲から発射されます。


翼を展開したCopperhead、通常の砲弾と違い点目標を狙い破壊する為の砲弾で、
榴弾砲から発射される対戦車ミサイルのような用兵思想で開発されたようです。



有効射程は3km~16km、信管は着発、主な攻撃目標は戦車等の装甲車両や、堅牢な固定目標
湾岸戦争や2003年からのOIFで使用されたようです。

①地上部隊※がAN/PED1 LLDR、AN/PAQ3 MULE、AN/PEQ1 SOFLAM等で目標をマーキングし、FDCにCopperheadの射撃を要請する。
②砲兵部隊がFDCからCopperheadの射撃命令を受け、誘導レーザーの諸元を設定し発射する
③Copperheadは翼を展開しレーザー照射地点に向け飛翔、着弾し目標を破壊する。
※地上部隊のほかAH-64やOH-68のようなヘリ、その他航空機に搭載されたレーザー誘導ポッドでも誘導可能。

実際に射撃している動画
移動目標に対しても有効なようですが、現在の防御力の高い装甲目標に対しては、「レーザー照射地点に真っ直ぐ向かって行く」特性上、後発のロシア製レーザー誘導砲弾2k25 Krasnopolのように照射地点に垂直に侵入するタイプには劣るとされています。

しかし現在の装甲車両にはレーザー照射を検知する装置が付いているので、うっかり照射すると手痛い反撃を食らう事に・・・。







M982“Excalibur″155mm GPS誘導砲弾

 
Excaliburを準備する陸軍砲兵、Excaliburもかなり長いです。

上記Copperheadとは違い、通常の砲弾の超ハイエンド版といった物のようで、
信管も着発、空中炸裂、延期と通常砲弾と同じ運用が可能です。

翼を展開したExcalibur
精度が高く、友軍の150m以内の近接支援で使用可能らしい・・・けど、自分がそこに居たらどう考えても勘弁して欲しいと思いますw
有効射程は発射される火砲にも影響されるものの、長射程の火砲で発射しベースブリードと翼安定による滑空を行えば、60kmにも及ぶとか。

Excaliburを発射する海兵隊員、諸元さえ入力してしまえば撃つ方としては普通の砲弾ですね。











AN/PEQ-1 SOFLAM
今回調べていて、他にも色々面白いと感じる事がありました、例えばSOFLAMのようなレーザー誘導装置があれば、諸元さえ入力すればレーザーで誘導するCopperhead、Paveway、LJDAM、Hellfire、etc・・・断言は出来ませんが何でも誘導できそうです、こんな玩具が私も欲しいです。
  

Posted by KAM at 20:00Comments(0)